KONI FSDへ換装 by オートハウス プロフィ
2006年11月16日 オドメーター45,000km
ワタシの計画では、このクルマには10年10万キロ以上は乗り続けるつもりです。
で、もうすぐ2回目の車検ということで、やっと半分来たところかな〜と思ってます。
ショックアブソーバーという部品は、タイヤなどと同じ消耗部品です。
しかし換えどきの判断には各自いろいろな判断基準があるでしょう。
このクルマの場合、最初からついてくるショックが比較的硬めなものであるため
少しでもヘタってくると、大変わかりやすいという側面があります。
先日タイヤも新調したので、アライメントが出るうちに、と思い切って交換することにしました。
ショック交換にあたって、まずモノ選びから考えると、ビルシュタイン、ザックス、モンロー
などという選択肢がありましたが、今回発売されて間もないKONI FSDに白羽の矢がたちました。
まず、ワタシの好みとして、ローダウンはしたくありませんでした。
確かにローダウン、インチアップ、ツライチされたクルマは見た目上、とても低重心、安定感があって
カッコイイ!とは思うのですが、峠を速く走りたいという想いはそろそろ卒業しておりますし、
ワタシの使用環境には適さないのです。スキーにも行きたいしね。
KONI FSDはノーマルスプリングとの組み合わせで最適化されているそうです。
スプリングシート、ベアリング、ラバーシートについても今回ついでに交換してもらいました。
ゴム(樹脂)部品は経年変化で硬化しますので走行距離に関係なく交換が望ましいでしょう。
さて、いよいよ試乗です。
プロフィから、信貴生駒スカイライン経由で自宅に帰りました(えらい遠まわり)
FSD(Frequency Selective Damping)機構は縮み側では作動せず、伸び側でのみ作動します。
つまり、他のKONIダンパー同様、縮み側はバネの仕事、伸び側はダンパーの仕事と割り切って
伸びる動作を常時自動可変調整しています。
峠道を少しハイスピードで流すようなシチュエーションでは、縮み側(アウト)はすんなり沈むのですが
伸び側(イン)がリフトしようとするのを押さえます。結果低重心姿勢を維持してコーナリングします。
まるでジェットコースターに乗っているような印象を受けます。
また、低速走行時の路面の段差などの乗り越え時には、本当によく「いなし」てくれます。
ただしひとつおことわりしておきますが、このモデルは、いわゆる「スポーツ」モデルではないと感じました。
タイヤの性格でよく使う「スポーツ」ではなく「コンフォート・プレミアム」といったところでしょうか。
峠をガンガン攻めるのには不向きでしょう(スプリングはノーマルですから)
あっという間に自宅に到着してしまいました。
いえ、タイムが早かったワケではありません。もっと運転していたかったのに・・・という意味で。
おまけ
この日はボジョレの解禁日デシタ